酵素を活性させる補酵素と、酵素の働きを邪魔する酵素阻害剤

私たちの体内で作られる酵素は、代謝を促進したり、血液をサラサラにしたり、内臓の働きを高めたリ、ダイエットや美容面で大きな役割を果たします。 これを踏まえると、体内の酵素を十分に働かせられるかどうかが効果の出かたに大きく影響するという事になります。 ですので、私たちは酵素がどうやったら最大限に働くのか、酵素はどんな状況で活性を失うのかをよく理解しておく必要があります。

酵素の働きを邪魔する「酵素阻害剤」とは?

まず最初に、理解しておかなければいけないのは「酵素は色々な要因で活性を失う」という事です。 酵素は、他の物質の影響を受けやすい、デリケートな物質というわけです。 ですので、酵素の能力を生かすも殺すも、実は私たちにかかっていると言っても過言ではないのです。 酵素は、「酵素阻害剤」と称される物質たちによってその活性を失ってしまいます。 現時点で把握されているだけでも、酵素は約5,000種類あると言われていますが、その多くは、他の物質との結合によって初めて酵素としての能力を行使するとされています。 しかし、その結合を邪魔してしまう物質があり、それを「酵素阻害剤」と呼ぶのです。 例えば、加工食品に含まれる保存料や、着色料、香料などがそれに当たります。 それだけではなく、卵白やナッツ類、大豆製品にも酵素阻害剤が含まれるのです。

酵素の働きを高める「補酵素」とは?

前項では、酵素の活性を失わせる「酵素阻害剤」についてお話ししましたが、逆に酵素の効果を高める物質が「補酵素」です。 酵素の大部分は他の物質と結合しないと酵素としての働きができない事も説明しましたが、この場合の「他の物質」が補酵素にあたります。 具体的にはビタミンやミネラルなどです。 これらの栄養素は酵素と結合して、改めて「酵素」として活動を開始する事になります。 また、酵素の能力を発揮させるという点では、お酢が有効です。 食事の時にお酢を飲むようにすると、お酢に含まれる酢酸が唾液などの消化液の分泌を促進するので、それに含まれる酵素も必然的に多くなります。 このように、酵素が働きやすい環境を私たちの方が作ってあげるとより効果が高いのです。