腸内フローラの働きは痩せる痩せないに大きく影響する

時代の変化とともに人の考え方も変わりますし、新しい事実や見解が出てきたりするので、ダイエット法も時代によって変わってきます。 以前であれば、とにかく食事を抜けばいいのだとか、ハ―ドなトレーニングをしさえすれば痩せるのだとか言われていました。 しかし、ヒトの体に関して色々と真実が分かってきた今、ダイエットに対する考え方にも変化がでてきたと思います。

痩せないのは腸内フローラの働きが悪いから

ヒトが肥満になるのは、腸が関係していることが最近の腸内研究の結果から分かってきました。 腸には3万種類以上、1000兆個の腸内細菌がいるとされており、腸内菌が構成しているのが腸内フローラです。 この腸内フローラの状態が良いか悪いかが痩せ体質、肥満体質に関係してくるのです。 腸内フローラは善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つで成り立っていますが、善玉菌が3、悪玉菌が1、日和見菌が6の割合で成り立っている状態がもっともダイエットに効果的とされています。 良い腸内フローラであれば、腸内菌が短鎖脂肪酸と呼ばれる脂肪の促進を促す物質を作ってくれるからです。 しかし、善玉菌に対して悪玉菌の比率が大きくなっている腸内環境においては、悪玉菌が便を腐らせたり、有害なガスを発生させるため便秘になってしまうのです。 便秘になってしまうと、栄養が体の各細胞に運ばれませんから、代謝が悪くなり、肥満につながっていきます。 少し話しはそれますが、腸内フローラの働きが悪いことは、体にさまざまな不調をもたらします。 腸内フローラは腸壁の粘膜を修復したり強化する働きもしています。 ですから、腸内フローラの働きが悪いと、腸の自己修復が「手抜き工事」状態となり、免疫力が低下してしまうのです。

食事は抜くのではなく、何を食べるのかが重要

食事はとにかく抜いてカロリーを摂らないこと、そうすれば痩せるのだと言われてきました。 しかし、実はそのような行為は肥満体質を招いてしまうことが分かっているのです。 食事を抜くことによって確かに一時的には痩せることができるかもしれません。 しかし、今まできちんと3食食べていた習慣が急に絶たれてしまうと、体はそれに反応し、なるべくカロリーを消費しない体を作っていってしまうのです。 要するに、私たちの体は食事を制限されたことによって、本能的に飢餓に備えた準備をしてしまうわけです。 ですから、食事を抜くのではなく、バランスの良い食事に切り替えるべきなのです。